ソーラーシステムの電磁波
東日本大震災で大規模な停電を体験し、電気の大切さを痛感しました。
原子力発電所の運用は停止され、電力不足が社会的な問題となりました。
再生可能エネルギーが注目され、そんな中で太陽光発電システムも普及を続けております。
家屋の屋根などに太陽光パネルが設置されていますが、健康的に問題はないのか。
はたして太陽発電システムは電磁波的には大丈夫なのか。
計測したのは、道路沿いの売電用用途でしょう、規模のある程度大きなソーラー発電システムです。
私有地の為、立ち入らない場所からの計測をいたしました。
計測機器は低周波電磁波を測定するためのトリフィールドメーター。
ソーラーシステムの電磁波を測定してみた
まず、ソーラーパネルそのものから電磁波は発生していませんでした。
しかし、蓄電器かトランス機器(昇圧変圧器)と思われる設備周辺が比較的大きな数値となっていた。
おそらくトランス機器ではないかと推測します。
電柱の上のほうに設置されているトランスにしても、携帯電話や家庭用のアダプタにしても、トランス機器は電磁波が生じるメカニズムのため当然のことでしょう。
一般住宅の屋根にもソーラー発電システムは設置されていて、外構部分の犬走りなどに蓄電・変圧システムがある場合は、そのトランス機器周辺は電磁波が比較的強いかもしれませんので、ぜひ電磁波計測してみてはいかがでしょうか。
また、その電磁波が強い機器の設置箇所の屋内側にはなにがあるでしょうか。
リビングなのか、寝室なのか、浴室なのか、キッチンなのか、電磁波は壁を貫通していますので、そのことを念頭にいれておくとよいかもしれません。